プレスリリース

下田海中水族館で初の「廃漁網の回収とリサイクルプロジェクト」を実施 67人の来場者が参加し、推計44キロの漁網を回収!

2024年07月19日(金)12時00分
リファインバース株式会社(本社:東京都千代田区/代表取締役社長:越智 晶)は、下田海中水族館で初となる「廃漁網の回収とリサイクルプロジェクト」を2024年7月6日(土)に開催しました。本プロジェクトでは、67人の来場者の皆様にご参加いただき、参加企業の作業分も含めて推計44キロの廃漁網を回収することができました。回収された廃漁網は、当社の自社工場にて高品質リサイクルナイロンペレット「REAMIDE」(リアミド)に生まれ変わります。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/403074/LL_img_403074_1.jpg
参加企業

参加企業:下田海中水族館、三井物産ケミカル株式会社、株式会社PADI アジア・パシフィック・ジャパン、リファインバース株式会社


■イベントレポート
海洋プラスチックゴミの問題は世界的にも問題視されており、廃漁網の海洋投棄は課題のひとつです。当社では5年前に廃漁網のリサイクルを事業化し、REAMIDEとして高品質リサイクルナイロンペレットに再生しています。漁網をリサイクルするためには、針などの金属をハサミで一つひとつ取り除く作業が必要となります。今回は、下田市でこれまでキンメダイ漁に使用されていたテグスをリサイクルするため、下田海中水族館で初めてとなる「廃漁網の回収とリサイクルプロジェクト」を7月6日(土)に開催しました。
当日は天候にも恵まれ、10時の開始から来場者の皆様に続々とプロジェクトにご参加いただきました。1組ごとに約1キロを目標に作業をおこない、合計67人にご協力いただくことができました。来場者の皆様からは、「この網で漁をしているんですか?」というキンメダイ漁に関する質問や、黙々と作業をしていただける方も多く「もう少したくさんできそう!1キロ以上を目指します!」といった声も多くありました。普段触れる機会の少ない漁網の作業でしたが、想定よりもたくさんの量を作業いただき、参加企業の作業も後押ししたことで、4時間でおよそ44キロもの量を処理することができました。
ご参加いただいた来場者の皆様には、処理できた漁網の分量により、入場割引券やカワウソの給餌体験用エサが下田海中水族館からプレゼントされました。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/403074/LL_img_403074_2.jpeg
〈作業イメージ〉
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/403074/LL_img_403074_3.png
〈イベントの実施風景〉

■REAMIDEについて
REAMIDEは使用済み漁網を主な原料とした高品質リサイクルナイロンペレットです。回収した漁網は、洗浄及びフィルタリングをすることで徹底的に異物を除去します。建材や家電、アパレル製品、オフィス家具など、さまざまな用途で使われています。
ご紹介パンフレットはこちら: https://r-inverse.com/features/reamide/


■開催概要
日時:2024年7月6日(土)10:00~14:00
場所:下田海中水族館 第一駐車場 特設会場
協力:三井物産ケミカル株式会社、株式会社PADI アジア・パシフィック・ジャパン


■リファインバースグループについて
「誰にもない視点と技術で、未来の富をつないでいく」
20年以上前からサーキュラーエコノミーを実践し、様々な素材の再生・開発に取り組んでいます。オフィスや施設で大量に廃棄されるタイルカーペットを、水平循環型リサイクルを実現した再生素材 「リファインパウダー」にするため自社工場で回収・再生をおこなう事業や、廃漁網や廃車エアバッグから高品質リサイクルナイロンペレット「REAMIDE」(リアミド)に再生する事業を展開。2023年からは、鳥の羽根「フェザー」を原料にした新しいバイオ素材「ReFEZER」(リフェザー)を開発し新事業を開始するなど、ビジネスの力で循環型社会を実現するため事業の拡大と研究を行っています。


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

アングル:フィリピンの「ごみゼロ」宣言、達成は非正

ワールド

イスラエル政府、ガザ停戦合意を正式承認 19日発効

ビジネス

米国株式市場=反発、トランプ氏就任控え 半導体株が

ワールド

ロシア・イラン大統領、戦略条約締結 20年協定で防
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプ新政権ガイド
特集:トランプ新政権ガイド
2025年1月21日号(1/15発売)

1月20日の就任式を目前に「爆弾」を連続投下。トランプ新政権の外交・内政と日本経済への影響は?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「拷問に近いことも...」獲得賞金は10億円、最も稼いでいるプロゲーマーが語る「eスポーツのリアル」
  • 2
    【クイズ】世界で1番マイクロプラスチックを「食べている」のは、どの地域に住む人?
  • 3
    轟音に次ぐ轟音...ロシア国内の化学工場を夜間に襲うウクライナの猛攻シーン 「ATACMSを使用」と情報筋
  • 4
    【クイズ】次のうち、和製英語「ではない」のはどれ…
  • 5
    ドラマ「海に眠るダイヤモンド」で再注目...軍艦島の…
  • 6
    ティーバッグから有害物質が放出されている...研究者…
  • 7
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参…
  • 8
    「搭乗券を見せてください」飛行機に侵入した「まさ…
  • 9
    「ウクライナに残りたい...」捕虜となった北朝鮮兵が…
  • 10
    雪の中、服を脱ぎ捨て、丸見えに...ブラジルの歌姫、…
  • 1
    ティーバッグから有害物質が放出されている...研究者が警告【最新研究】
  • 2
    体の筋肉量が落ちにくくなる3つの条件は?...和田秀樹医師に聞く「老けない」最強の食事法
  • 3
    睡眠時間60分の差で、脳の老化速度は2倍! カギは「最初の90分」...快眠の「7つのコツ」とは?
  • 4
    メーガン妃のNetflix新番組「ウィズ・ラブ、メーガン…
  • 5
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参…
  • 6
    轟音に次ぐ轟音...ロシア国内の化学工場を夜間に襲う…
  • 7
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 8
    「拷問に近いことも...」獲得賞金は10億円、最も稼い…
  • 9
    ドラマ「海に眠るダイヤモンド」で再注目...軍艦島の…
  • 10
    大麻は脳にどのような影響を及ぼすのか...? 高濃度の…
  • 1
    ティーバッグから有害物質が放出されている...研究者が警告【最新研究】
  • 2
    大腸がんの原因になる食品とは?...がん治療に革命をもたらす可能性も【最新研究】
  • 3
    体の筋肉量が落ちにくくなる3つの条件は?...和田秀樹医師に聞く「老けない」最強の食事法
  • 4
    夜空を切り裂いた「爆発の閃光」...「ロシア北方艦隊…
  • 5
    インスタント食品が招く「静かな健康危機」...研究が…
  • 6
    ロシア軍は戦死した北朝鮮兵の「顔を焼いている」──…
  • 7
    TBS日曜劇場が描かなかった坑夫生活...東京ドーム1.3…
  • 8
    「涙止まらん...」トリミングの結果、何の動物か分か…
  • 9
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 10
    「戦死証明書」を渡され...ロシアで戦死した北朝鮮兵…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中