コラム
外交官の万華鏡 河東哲夫

河東哲夫

(かわとう・あきお)外交アナリスト。
外交官としてロシア公使、ウズベキスタン大使などを歴任。メールマガジン『文明の万華鏡』を主宰。著書に『米・中・ロシア 虚像に怯えるな』(草思社)など。最新刊は『日本がウクライナになる日』(CCCメディアハウス)  <筆者の過去記事一覧はこちら

外交官の万華鏡 河東哲夫

南海トラフ巨大地震で日本を失わないために

<能登半島震災のインフラ復旧の遅れを見ると、将来の震災の救援・復興支援体制は大丈夫かと不安になる> 能登半島地震で亡くなられた方々のご冥福を

2024.02.20
外交官の万華鏡 河東哲夫

「トランプの逆襲」で世界はどうなる?

<過剰反応、先走りは禁物だが、一番心配されるのは世界の文明の行き先をアメリカが変えてしまうこと> 『キングコングの逆襲』よろしく、いまアメリ

2024.02.08
外交官の万華鏡 河東哲夫

「近代」が崩れゆく世界で、日本の青年は民主主義を守れるか?

<自分の権利を大事にし、人間らしい生活を目指すという基本は、日本の若者に刷り込まれているが......> 世界は大変動中。17世紀以来、西欧

2024.01.23
外交官の万華鏡 河東哲夫

2024年、ウクライナ停戦で世界は変わるか

<現状での停戦はプーチンには利益になるかもしれないが、ゼレンスキーは辞任を求められることになるだろう> この年末年始、欧米メディアは「ウクラ

2024.01.12
外交官の万華鏡 河東哲夫

令和の時代に昭和の政治......首相は実は誰でもいい

<無能でも悪逆でもないのに、岸田首相が世論にたたかれる理由。本誌「ISSUES 2024」特集より> 阪神タイガース優勝の翌年は、株価が上が

2023.12.26
外交官の万華鏡 河東哲夫

「リベラルかつ強権」私がこの目で見た、中央アジア最強国ウズベキスタンのミルジヨエフ大統領

<底堅い経済を保ちながらも自立外交を展開する凄腕指導者。その正体は? 本誌「ISSUES 2024」特集より> ■世界のキーパーソン2024

2023.12.25
外交官の万華鏡 河東哲夫

ロシアリベラル「最後の生き残り」、ボリス・ナジェージュジンに希望はあるか?

<3月の大統領選に立候補する意向だが......。本誌「ISSUES 2024」特集より> 2024年3月、ロシアで大統領選挙が予定されてい

2023.12.22
外交官の万華鏡 河東哲夫

裏金疑惑で安倍派は解体? 「政治とカネ」は各国共通の悩みの種

<アメリカのように政治資金が膨れ上がらないよう、ルールを定めて守らせることが肝心> 自民党派閥のパーティー収入を裏金化した件が大変な問題にな

2023.12.15
外交官の万華鏡 河東哲夫

「AIがあれば英語は不要」と考えるのはあま過ぎる

<世界との付き合い方を覚えるには留学や海外勤務を増やすしかなく、そのためには大規模な留学奨学基金も必要だ> もう半世紀も前、筆者がアメリカに

2023.11.28
外交官の万華鏡 河東哲夫

アベノミクスの負のパズルにはまった、岸田政権はこのまま立ち枯れ?

<今の政権には世論の流れを汲んで政策にうまく色付けする知恵者がいない> 岸田政権も落ち目になって、焦りが目立つ。起死回生の一発の意気込みだっ

2023.11.14
MAGAZINE
特集:世界最高の投手
特集:世界最高の投手
2025年11月18日号(11/11発売)

日本最高の投手がMLB最高の投手に──。全米が驚愕した山本由伸の投球と大谷・佐々木の活躍

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披露目会で「情けない大失態」...「衝撃映像」がSNSで拡散
  • 2
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 3
    ファン激怒...『スター・ウォーズ』人気キャラの続編をディズニーが中止に、5000人超の「怒りの署名活動」に発展
  • 4
    炎天下や寒空の下で何時間も立ちっぱなし......労働…
  • 5
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評…
  • 6
    「イケメンすぎる」...飲酒運転で捕まった男性の「逮…
  • 7
    ついに開館した「大エジプト博物館」の展示内容とは…
  • 8
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 9
    冬ごもりを忘れたクマが来る――「穴持たず」が引き起…
  • 10
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 1
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 2
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎の存在」がSNSで話題に、その正体とは?
  • 3
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評家たちのレビューは「一方に傾いている」
  • 4
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
  • 5
    「座席に体が収まらない...」飛行機で嘆く「身長216c…
  • 6
    ドジャースの「救世主」となったロハスの「渾身の一…
  • 7
    「遺体は原型をとどめていなかった」 韓国に憧れた2…
  • 8
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 9
    筋肉を鍛えるのは「食事法」ではなく「規則」だった.…
  • 10
    「路上でセクハラ」...メキシコ・シェインバウム大統…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 5
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 6
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 7
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 8
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 9
    今年、記録的な数の「中国の飲食店」が進出した国
  • 10
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中