コラム
外交官の万華鏡 河東哲夫

河東哲夫

(かわとう・あきお)外交アナリスト。
外交官としてロシア公使、ウズベキスタン大使などを歴任。メールマガジン『文明の万華鏡』を主宰。著書に『米・中・ロシア 虚像に怯えるな』(草思社)など。最新刊は『日本がウクライナになる日』(CCCメディアハウス)  <筆者の過去記事一覧はこちら

外交官の万華鏡 河東哲夫

米中対立時代のサバイバル術──日本流「二股」戦術も限界か

<米政権の関税引き上げで中国の「輸出基地」モデルは終焉――それでも13億人の巨大市場の吸引力は断ち切れない> 90年代、冷戦終結で世界経済は

2019.03.05
外交官の万華鏡 河東哲夫

「やっかいな隣人」韓国のトリセツ

<南北接近で日米韓の連携が崩れる時代――パワーポリティクスの東アジアを生き延びる術> 日韓の関係は、浮き沈みを繰り返すもの。98年からの韓国

2019.02.14
外交官の万華鏡 河東哲夫

トランプ「対中カード」外交で捨て駒にされる台湾

<再統一を迫る中国と武器供与で対抗するアメリカ――住民が米中対立の犠牲にならないために日本ができること> 台湾というと、日本もアメリカも「対

2019.02.05
外交官の万華鏡 河東哲夫

米中去って日本の出番、今年の好機は東南アジアにあり

<内向きの米政治と下向きの中国経済が東南アジアを直撃......日本はオーストラリアや韓国と共に空白を埋める好機> 東南アジアは30年くらい

2019.01.19
外交官の万華鏡 河東哲夫

安倍晋三の名を歴史に残すために必要なのは「遺産」ではない

<改元、選挙、増税という3つの節目を迎える2019年の日本。鈍感力で難局を乗り切る安倍政権は、憲法改正や平和条約締結といった「レガシー」形成

2019.01.04
外交官の万華鏡 河東哲夫

AIとロボットが招く2030年のディストピア

<働かずして豊かとなり人間の経済活動が終末を迎えたとき、AIは生きる意味を見失った若者の管理に使われる?> 年の瀬。世界を見ていると、米中の

2018.12.22
外交官の万華鏡 河東哲夫

ロシアは島を引き渡さない 北方領土は現状維持で決着する

<島を手放すほど困窮していないプーチン政権と、参院選狙いの安倍政権の妥協点を元ロシア公使が大胆予想> 11月14日、シンガポールでの日ロ首脳

2018.12.08
外交官の万華鏡 河東哲夫

ポピュリズム時代のアメリカと日本はどう付き合うか

<中間選挙直前のボストンで襲われた「途上国」の錯覚......元外交官が説く脱エリートの実感的日米外交論> 米中間選挙直前の10月末、ボスト

2018.11.24
外交官の万華鏡 河東哲夫

日中友好「途上国への経済協力」は、現場を知らない空騒ぎ

<安倍首相訪中を前に両国で進むインフラ投資計画――日中友好の美名に隠された危ういリスクとは> 日中関係が改善の兆しを見せている。その先駆けと

2018.10.06
外交官の万華鏡 河東哲夫

トランプバブル崩壊は近い 「貪欲」が資本主義の終焉を招く?

<リーマン・ショックから10年。次なるバブル崩壊のお膳立ては整っており、中国に頼れない今回は、世界経済が総崩れになりかねない。次の危機後に現

2018.09.19
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