コラム
疾風怒濤のイスラム世界 飯山 陽
疾風怒濤のイスラム世界 飯山 陽

「2国家解決」という幻想と怠慢──中東和平、日本が果たすべき真の責任

<当のパレスチナ人たち自身も「2国家解決」を支持しているのか──世論調査から読み解く> 「わが国は、イスラエルと将来の独立したパレスチナ国家

2023.01.11
疾風怒濤のイスラム世界 飯山 陽

「犬を殺せば賞金」「公園散歩は犯罪」、イスラム教で嫌われる犬たちに変化の時が

<イスラム教において不浄で不吉な動物と見なされる「犬」をめぐる状況に、サウジアラビアやUAEなどで変化の兆しが見えてきた> 「犬を殺した者に

2022.12.06
疾風怒濤のイスラム世界 飯山 陽

国際社会から非難される「人権弾圧大国」イランと外交で協調する岸田政権、日本が失うものとは?

<「不適切な服装」の22歳の女性の死、ロシアへのドローン提供など、人権問題で批判されるイランと「伝統的友好関係の一層の強化」をする日本政府。

2022.11.09
疾風怒濤のイスラム世界 飯山 陽

テロや殺人を扇動したのに、なぜか西側メディアに持ち上げられるイスラム指導者

<イスラム法学者ユスフ・カラダウィは単に「影響力のあるイスラム学者」「スンニ派の代表格」と称されるべき人物ではなかった> 9月26日、エジプ

2022.10.12
疾風怒濤のイスラム世界 飯山 陽

『悪魔の詩』著者の命を執拗に狙う「神の勅令」を、イスラム教徒はどう考えているのか

<1989年のホメイニ師のファトワに賛同する「信奉者」にとっては、『悪魔の詩』著者・サルマン・ラシュディの襲撃は正当化されるが> 小説『悪魔

2022.09.13
疾風怒濤のイスラム世界 飯山 陽

童話と同じ結末になりそうな、トルコの危うい「コウモリ外交」 成果は特になし

<欧米にもロシアやイラン、中国にも「いい顔」をして独自の外交を繰り広げるトルコだが、思うような結果を得ることはできていない> 今年5月、スウ

2022.08.16
疾風怒濤のイスラム世界 飯山 陽

同性愛者の権利を頑なに認めない背後には、欧米の「リベラルな価値観」の拡大

<近年、アラブ諸国では近代化が進んでいる。しかし、それでもイスラム教の教義に反するとして、同性愛は今も違法行為。自分たちが唱える「多様性」も

2022.07.12
疾風怒濤のイスラム世界 飯山 陽

国連の人権調査官、中露に「買収」され「人権侵害を隠蔽」した──UNウォッチ告発

<中国やロシアなどから金銭を受け取り、こうした国々による「人権侵害」に加担したとの報告は、国連人権理事会の機能不全を改めて浮き彫りにした>

2022.06.16
疾風怒濤のイスラム世界 飯山 陽

中国にロシア...「お墨付き」与える国々が加速させるタリバンの「復讐殺人」

<アフガニスタンを制圧したタリバンと外交関係を結ぶ国が増えるにつれ、差別や迫害といった問題が解決される可能性は失われる> イスラム過激派組織

2022.05.17
疾風怒濤のイスラム世界 飯山 陽

独裁者アサド「復活」を歓迎する中東諸国...アメリカの意向より大切なものとは?

<シリア内戦で国際的に孤立していたアサドが、周辺国と続々「和解」している。ロシアのウクライナ侵攻を称賛するアサドの復活が意味すること> ロシ

2022.04.12
第1回コラム『「バグダディ死亡」共同通信記事の間違った認識』
MAGAZINE
特集:高市早苗研究
特集:高市早苗研究
2025年11月 4日/2025年11月11日号(10/28発売)

課題だらけの日本の政治・経済・外交を初の女性首相はこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読み方は?
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    【ウクライナ】要衝ポクロウシクの攻防戦が最終局面…
  • 5
    女性の後を毎晩つけてくるストーカー...1週間後、雨…
  • 6
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺…
  • 7
    海に響き渡る轟音...「5000頭のアレ」が一斉に大移動…
  • 8
    必要な証拠の95%を確保していたのに...中国のスパイ…
  • 9
    【クイズ】12名が死亡...世界で「最も死者数が多い」…
  • 10
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読み方は?
  • 4
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
  • 5
    【話題の写真】自宅の天井に突如現れた「奇妙な塊」…
  • 6
    中国レアアース輸出規制強化...代替調達先に浮上した…
  • 7
    【ウクライナ】要衝ポクロウシクの攻防戦が最終局面…
  • 8
    超大物俳優、地下鉄移動も「完璧な溶け込み具合」...…
  • 9
    女性の後を毎晩つけてくるストーカー...1週間後、雨…
  • 10
    熊本、東京、千葉...で相次ぐ懸念 「土地の買収=水…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になり…
  • 5
    「大谷翔平の唯一の欠点は...」ドジャース・ロバーツ…
  • 6
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 7
    増加する「子どもを外注」する親たち...ネオ・ネグレ…
  • 8
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
  • 9
    バフェット指数が異常値──アメリカ株に「数世代で最…
  • 10
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中