- HOME
- コラム
- 人生相談からアメリカが見える
- 許せますか? 夫のイヤホン育児...「極端かもしれ…
許せますか? 夫のイヤホン育児...「極端かもしれませんが、離婚も考えています」
A:私の子供が生まれる前、大勢の友人と一緒に休暇を過ごしたときのことです。滞在する家の庭で、よちよち歩きの女の子の後を父親が付いて歩いていました。
その子は葉っぱや花に興味津々でしたが、父親はイヤホンをしてポッドキャストを聴いていたんです。「ひどい親だ。娘を遮断して、今この瞬間を味わおうとしないなんて」と、そのときは思いました。
でも自分が幼児を育てる身になったら、「イヤホンパパ」が理解できるようになりました。育児に付き物の単調さは万人向きではないんです。
何かを聴かずにいられない衝動はいずれ、ある程度は自然に収まるのでは? 子供がもう少し大きくなれば会話ができるし、より興味深い存在になる。
でもそれまでの間、あなたが不快に感じているのだから、夫は問題の行動を控えたほうがいいです。自分に対して耳を塞がないでほしいと冷静に伝える方法はありませんか?
夫なりの理由も考えてみましょう。自分の時間が足りないのか、乳幼児が立てる大きな音が苦手なのか、単に退屈なのか。退屈さが問題なら、彼が楽しめて、スピーカーで流しても子供たちの害にならない何かを探してみては?
©2024 The Slate Group
<本誌2024年8月27日号掲載>

アマゾンに飛びます
2025年4月22日号(4月15日発売)は「トランプショック」特集。関税発表の直後に90日間の猶予を宣言。世界経済を揺さぶるトランプの真意は?
※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
許せますか? 夫のイヤホン育児...「極端かもしれませんが、離婚も考えています」 2024.08.20
大親友の「ソシオパス男」をかばう私の彼氏...「おとぎ話は今や悪夢です」 2024.07.12
「私、息子を許せません」...16歳の息子が「父親」になると知った母の怒り 2024.06.07
「神経質すぎる」って? 手を洗わない夫の料理でお腹を壊す女性の悩み 2024.05.24
「推し活」中に出会った詐欺師に恋...70代叔母の目を覚ましたい女性の訴え 2024.05.23