コラム

「黙れ、くそガキ」「私の子の資格がない」幼児に怒鳴る隣人の虐待が心配です

2022年03月28日(月)19時20分

A:他人の育児に余計な口出しは無用というのが私のスタンスですが、差し迫った危険の可能性があるなら、直ちに行動を起こすべきです。子育ては時にストレスだらけ。でも4歳と2歳の子を日常的に罵るのは、普通ではありません。直接立ち向かうのが苦手なら、建物の管理者側に騒音の苦情を伝え、代わりに対処してもらっては? または、母親やボーイフレンドに「壁が薄いので怒鳴り声がよく聞こえてくるんです。ストレスが多くて大変みたいですね。できることなら何でもお手伝いしますよ」と伝えてみてはどうでしょう。

最後の手段は児童保護当局に連絡すること。有害で虐待的な環境だと感じるなら、子供たちを守るためにそうすべきかもしれません。虐待の兆候の見分け方などを教えてくれるはずです。良き隣人で、できるだけのことをして子供を救おうとしているあなたに、私から感謝します。

──ドウィーン・リチャーズ(作家、子育てコメンテーター)

©2022 The Slate Group

<本誌2022年3月29日号掲載>

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