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私の学校生活を台無しにした差別的いじめっ子が教師になっていた
2021年11月01日(月)17時40分
A:彼女がしたことはただのいじめではなく、人種差別であり虐待です。あなたはとてもつらかったと思います。
今のあなたは2つのことを望んでいるようです。まず、リサが今も差別的な人間だとしたら、彼女の教え子たちを守りたい。そして彼女が過去にあなたにした加害行為を何らかの形で明らかにし、この問題に決着をつけたい。前者は達成できるかもしれませんが、残念ながら後者については満足のゆく結果にはならないと思います。
知らせるなら教育委員会ではなく、校長に電話するか直接会って話すほうがいいでしょう。心配なのは、話したせいで過去の傷が開くこと。その場合は、人種差別によるトラウマ専門のセラピストの助けを借りてください。
── キャリー・バウアー(教師、スレート誌人生相談員)
©2021 The Slate Group
<本誌2021年11月2日号掲載>
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