コラム

子供たちは撮影に飽きてるし、本人もいらいら気味 親友の「ママインフルエンサー」がツラそう

2021年10月13日(水)20時20分

PHOTO ILLUSTRATION BY SLATE. PHOTO BY FIZKES/ISTOCK-GETTY IMAGES PLUS-SLATE

<子育て中の友人がSNS投稿依存症で心配です。私にできることはありますか?>

Q:親友のナンシーには6歳と8歳の子供がいます。2人とも明るく賢く優しい子です。でもコロナ禍になってから、ナンシーはSNSでいわゆる「ママインフルエンサー」のようなことを始め、異様なほどはまっています。

ナンシーのSNSは、おもちゃのそばでポーズを取ったり、服を取っ替え引っ替え試着する子供たちの写真であふれています。子供たちはもう撮影に飽きてしまっているそうなのですが、ナンシー本人も撮影や投稿について話すときはいらいらした様子で、心底楽しんでいるわけではなさそうです。企業とのタイアップ投稿でいくらか収入を得ているようですが、彼女は別にお金には困っていません。

ひっきりなしにカメラを向けられて、子供たちが喜んでいるとは思えません。フィルターや画像編集ソフトで写真を加工することも多く、子供たちが今後、ありのままの自分の姿に自信が持てなくなるのではと心配にもなります。私にできることはないでしょうか?

── 悩める友人

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育児や家庭生活から人間関係、セックスまで、誰にも言えないあらゆる悩みに米作家やライターが答えます。

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