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「ゲイだけど子供たちにスポーツを教えたい」変に思われないでしょうか?
A:自分が父親になる前は、私もあなたと同じように感じていました。長女が生まれた時、「この子を安全に守り続ける責任がある。私自身が辛うじて生きているのに、できるのだろうか」と。でも、なんとかやってきました。わが子を育てるのは素晴らしい経験です。苦労も多いけれど喜びのほうがずっと大きい。
まあ、子供のいないあなたがユースのコーチをしたいと言えば、子供たちの親に冷たい目で見られるかもしれません。でも、それでやめてしまいますか? とんでもない! まだ世の中には偏見が残っていますから、あなたは異性愛者の平凡な白人男性の2倍の努力をしないと認めてもらえないし、チャンスも得られない。最初から温かく迎え入れてもらえるなんて、期待しないほうがいい。
でも、諦めずに前へ進むこと。いつかきっとチャンスを得られる。そしたら頑張りましょう。仕事も、そして子供も諦めないで!
©2021 The Slate Group
<本誌2021年10月26日号掲載>
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