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きわどいファン・フィクションを書いている16歳の娘が心配です
A:何もしなくても大丈夫です。放っておいて問題ありません。書くことを禁止するのもやめましょう。お子さんはコロナ禍の中で日々を送っていて、しかも鬱病を患っているのです。書くことで気持ちが軽くなっている面もあるはず。ファン・フィクションを書くことを通じてコミュニティーに参加できている可能性も大きいと思います。
お子さんは何も間違ったことはしていません。16 歳といえば、もうセックスを経験していても不思議でない年齢です。セックスを描いた文章を読んだり、書いたりするくらい、おかしなことではありません。
セックスや恋愛、自分の体を大切にすること、ネットセキュリティーとオンライン上のプライバシーについて話すのは問題ありません。でも、お子さんが書いた小説のことをとやかく言うのは、賢明ではありません。あなたにのぞき見されたと知れば、お子さんは激しい屈辱と怒りを感じるでしょう。
©2021The Slate Group
<本誌2021年3月16日号掲載>
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