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「イクメンなのに......」失意のパパと、愛され過ぎるママの私
A:パパだってもっと愛されたいというご主人の気持ちはよく分かりますが、これまでどおりにしていきましょう。パパもママも同じように愛情を注いでいるのに、子供がパパかママのどちらかにべったり......というのはよくあること。娘さんはママに似ているのかもしれないし、逆にパパ似だからママに甘えたいのかもしれません。
思春期になれば変わるでしょうが、もし変わらなかったら親のほうが考え方を変えてみては? 娘さんは「パパを傷つけている」のではなく自分の気持ちを表現しているのです。ママにばかり甘えてくる裏には「ママが好き」という以上に複雑な感情があるのかも。あるいは、親を試しているのかもしれません。
「育児は主に私」とのことですが、娘さんの食事もお風呂もあなたが用意し、朝から晩まで世話を焼いているとしたら、ママっ子になるのも当然と言えば当然です。
ご主人には軽く受け流せるようになってほしいところ。娘さんに責任を感じさせないよう、2人だけのときに「あなたはいい父親、子供が片方の親に甘えるのはよくあることよ」と慰めてあげましょう。
©2020 The Slate Group
<本誌2020年6月2日号掲載>
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