ウクライナ南東部に大規模ドローン攻撃、3人死亡 東部でミサイル攻撃

4月16日夕、ロシア軍はウクライナ南東部ドニエプロペトロフスク州ドニプロに大量のドローン(無人機)による攻撃を実施し、地元当局者によると子どもを含む3人が死亡し多数が負傷した。写真は攻撃による被害を受けた車両。ドニプロで17日撮影。ウクライナ国家非常事態庁報道部提供(2025年 ロイター)
[17日 ロイター] - ロシア軍は16日夕、ウクライナ南東部ドニエプロペトロフスク州ドニプロに大量のドローン(無人機)による攻撃を実施し、地元当局者によると子どもを含む3人が死亡し多数が負傷した。
ドニエプロペトロフスク州知事は、子ども5人を含む30人が負傷したとテレグラムに投降した。16人が病院で手当てを受けているとした。
攻撃で複数カ所で火災が発生した。ドニプロ市長は、市役所の100メートル圏内でも攻撃があり、住宅少なくとも15棟、学生寮、教育機関、食品加工工場が被害を受けたと述べた。
東部ハリコフ州イジュムではミサイル攻撃で2人負傷した。イジュムは2022年2月の侵攻開始直後にロシア軍が占領したが、その後ウクライナ軍が奪還した。