イスラエル、レバノンでハマス司令官を殺害 停戦が一層不安定に
[ベイルート 4日 ロイター] - イスラエル軍は4日、レバノン南部シドンでイスラム組織ハマスのハッサン・ファルハト司令官を殺害したと発表した。昨年イスラエル兵の死傷者を出した北部ツファットへのロケット弾攻撃を画策したためという。イスラエル軍はハマス戦闘員が「どこで活動しようと」対処すると表明している。
治安筋によると、ファルハト司令官は息子と娘とともに殺害された。ハマスの武装組織アルカッサム旅団も同司令官の死亡を確認した。
レバノン首相府は、イスラエル軍とイスラム教シーア派組織ヒズボラの停戦合意への明らかな違反と指摘した。
ハマスと同盟関係にあるレバノンの武装組織ヒズボラは声明でこの攻撃を非難し、「シドンを標的にしたのは、敵が侵略の範囲を拡大しレバノン全土を標的にしようとしている証拠だ」と述べた。
ここ数週間にイスラエルはベイルートの南のヒズボラ支配地域を2回攻撃し、レバノンからイスラエルに向けて2回ロケット弾が発射されており、停戦合意が有名無実化している。ただ、ヒズボラは最近のロケット弾発射へのいかなる関与も否定している。