年末の金価格3300ドル、ゴールドマンが予想上げ ETF資金流入や中銀需要で

ゴールドマン・サックスは26日、2025年末の金価格予想を1オンス=3100ドルから3300ドルに引き上げた。写真は純度99.9%の金粒。ロシア・クラスノヤルスの貴金属工場で2024年5月撮影(2025年 ロイター/Alexander Manzyuk)
[26日 ロイター] - ゴールドマン・サックスは26日、2025年末の金価格予想を1オンス=3100ドルから3300ドルに引き上げた。金ETF(上場投資信託)への予想を上回る資金流入や、中央銀行の持続的な需要を指摘し、予想レンジも従来の3100─3300ドルから3250─3520ドルに切り上げた。
ゴールドマンは、米国の政策の不透明感が高まる中、中国が今後3─6年間、急ピッチで金購入を継続すると予想し、中央銀行の需要予測を月間50トンから同70トンに引き上げた。
金ETFについては「当社の米国エコノミストが、米連邦準備理事会(FRB)の利下げを25年が0.25%幅で2回、26年上半期に1回と引き続き予想しており、これがETFへの資金流入のベースラインを支えている」と述べた。
ETFに関する潜在的な上方リスクとして、1)景気後退に起因するFRBの利下げサイクルが25年末の金価格を3410ドルまで押し上げる、2)ヘッジとして金需要の高まりでETFの保有量がパンデミック時の水準に戻り、25年末の価格を3680ドルへと引き上げると指摘した。
ゴールドマンは引き続き金のロングトレードを推奨。より魅力的なエントリーポイントを提供する可能性があるイベントを2つ挙げた。一つは、ロシアとウクライナの和平合意で、一時的な投機的売りを誘発する可能性がある。ただ世界の金需要や供給に永続的な影響を与えることはないとみている。もう一つは、急激な株安が証拠金に絡む金清算を引き起こすことだが、中銀やETFの構造的需要は変わらず、不透明感の中で投機的ポジションが回復するため短期間で終わると予想した。
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