米情報機関トップらが責任回避、国防長官に矛先 フーシ攻撃情報巡り

3月25日、米情報機関のトップらは、米軍によるイエメンの親イラン武装組織フーシ派への攻撃計画が誤って外部に漏えいした問題を巡り、責任を回避し、非難の矛先をヘグセス国防長官(写真)にそらした。写真は米ワシントンで1月撮影(2025 ロイター/Evelyn Hockstein)
Phil Stewart Idrees Ali
[ワシントン 25日 ロイター] - 米情報機関のトップらは25日、米軍によるイエメンの親イラン武装組織フーシ派への攻撃計画が誤って外部に漏えいした問題を巡り、責任を回避し、非難の矛先をヘグセス国防長官にそらした。
米誌アトランティックのジェフリー・ゴールドバーグ編集長は24日、米国家安全保障担当のトップアドバイザーらがイエメンに関する調整を行うメッセージアプリのチャットグループに自身が含まれていたと明らかにした。
これを受けて波紋が広がっており、トランプ政権は事態の収拾に追われている。
ゴールドバーグ氏によると、今月15日にフーシ派に対する大規模な軍事攻撃が開始される数時間前に、ヘグセス長官がこのチャットグループに「標的、配備する武器、攻撃の順序に関する情報を含む」計画の詳細を投稿したという。
トランプ大統領は25日、「私の理解では機密情報はなかった」と述べた。
ギャバード国家情報長官とラトクリフ中央情報局(CIA)長官も、機密情報は共有されなかったと語った。ただ両氏は追及されると、どの国防情報が機密であるかを決定するのはヘグセス氏だと述べた。
ラトクリフ氏は「国防総省にとって機密とすべき情報を決定する最初の権限者は国防長官だ」とした。
攻撃の順序やタイミングなど、フーシ派への攻撃に関する詳細は機密扱いにされていなかったのかと問われたギャバード氏は「その質問については、国防長官と国家安全保障会議に委ねる」と語った。
ヘグセス氏は、グループチャットでの攻撃計画の共有を否定している。