中国副首相、ブラックストーン会長と会談 「米企業と資本歓迎」

中国の何立峰副首相(写真)が米大手投資会社ブラックストーンのスティーブン・シュワルツマン会長兼最高経営責任者(CEO)と北京で会談したと、新華社が25日に報じた。北京で1月撮影(2025年 ロイター/Florence Lo)
[香港 25日 ロイター] - 中国の何立峰副首相が米大手投資会社ブラックストーンのスティーブン・シュワルツマン会長兼最高経営責任者(CEO)と北京で会談したと、新華社が25日に報じた。
何氏は「ブラックストーンを含む、より多くの米国資本企業と長期資本が中国との互恵協力を引き続き深め、中米間の経済と貿易関係の健全な発展を促進するためにより大きな役割を果たすことを歓迎する」と述べた。
シュワルツマン氏は、ブラックストーンが中国の経済発展に大きな信頼を寄せており、「中国市場の開拓を続け、米中の経済貿易連携の推進に積極的な役割を果たしたい」と話したという。
ロイターは昨年10月、ブラックストーンがインドを中心とする新たなアジア特化ファンドで少なくとも100億ドルを調達すると報じたが、同ファンドの重点市場には中国は含まれていないと関係筋は語っていた。