トルコ中銀が2.5%利下げ、インフレ鈍化で 先行き見通し示さず

3月6日、トルコ中央銀行は金融政策委員会で、主要政策金利の1週間物レポ金利を2.5%ポイント引き下げ、42.5%にすることを決めた。写真はトルコ中銀のロゴ。アンカラで2021年10月撮影(2025 ロイター/Cagla Gurdogan)
[イスタンブール 6日 ロイター] - トルコ中央銀行は6日の金融政策委員会で、主要政策金利の1週間物レポ金利を2.5%ポイント引き下げ、42.5%にすることを決めた。直近の2月のインフレ率が鈍化したことが要因。下げ幅は市場予想通りだった。利下げは昨年12月会合以降の3会合連続となり、下げ幅はいずれも2.5%ポイント。
同委員会は「インフレ率は今年1月に拡大したものの、2月の基調的傾向は全体的に鈍化し、最近高騰していたサービス部門も同様だ」と指摘した。
一方で中銀は、先行きの政策経路を示唆することを事実上見送った。会合ごとにインフレ見通しを点検し、慎重に政策金利の決定に当たると指摘するにとどめた。カラハン総裁は2月7日に「中銀は自動運転に任されているのではなく、データに基づいて政策決定をしている」と述べていた。
発表前のロイター調査では、全ての回答者が中銀は年末までに主要政策金利を30・0%に引き下げると予想していた。
今回の利下げ決定発表後、トルコリラは対ドルで若干強含み、1ドル=36.4325リラを付けた。前日終値は36.4395リラだった。
2月のインフレ率は前年同月比で39.5%と、市場予想を下回った。75%を超えてピークを記録した昨年5月と比べると伸び率は大幅に縮小しており、中銀は今後数年のうちに目標5%に向けて持続的に縮小するとの見解を示している。
また、前月比のインフレ率は2.27%と、市場予想を下回った。このことも追加利下げ決定につながった。
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