米特使、ハマスとの直接協議を確認 ガザで拘束の人質帰還に向け

トランプ米政権のウィトコフ中東担当特使(写真)は、ここ数日間で米国とイスラム組織ハマスとの直接協議が行われたことを確認し、パレスチナ地区ガザで拘束されている米国人人質の帰還を望む意向を伝えたことを明らかにした。同日撮影(2025年 ロイター/Leah Millis)
[ワシントン 6日 ロイター] - トランプ米政権のウィトコフ中東担当特使は、ここ数日間で米国とイスラム組織ハマスとの直接協議が行われたことを確認し、パレスチナ地区ガザで拘束されている米国人人質の帰還を望む意向を伝えたことを明らかにした。
ウィトコフ氏はホワイトハウスで記者団に対し、地区で拘束されている最後の米国人とみられるエダン・アレクサンダーさん(21)の解放が「われわれの最優先事項」だと言明。その上で、ハマスの対応について米国は率直なものとは考えていないとの見方を示した。
ウィトコフ氏は来週、中東4カ国を訪問する予定。
関係筋の話から5日、米国のボーラー人質担当特使がカタールの首都ドーハで、ガザで拘束されている米国人人質の解放に向けハマスと秘密裏に協議を行ったことが分かった。