ニュース速報
ワールド

EU、対ロシア制裁第16弾を採択 暗号資産取引所を初めて対象に

2025年02月25日(火)07時41分

2月24日、欧州連合(EU)加盟各国の外相は、対ロシア制裁第16弾を採択した。今回のパッケージでは初めて暗号資産(仮想通貨)取引所を対象としており、「EUが制裁を科しているロシアの銀行と密接な関係にある」ロシアの暗号資産取引所Garantexをリストアップしている。 写真はEUの旗。ブリュッセルで2023年2月撮影(2025年 ロイター/Yves Herman)

Gleb Stolyarov

[ブリュッセル 24日 ロイター] - 欧州連合(EU)加盟各国の外相は、対ロシア制裁第16弾を採択した。今回のパッケージでは初めて暗号資産(仮想通貨)取引所を対象としており、「EUが制裁を科しているロシアの銀行と密接な関係にある」ロシアの暗号資産取引所Garantexをリストアップしている。

外交筋が先週に明らかにしていたところによると、制裁には一次アルミニウム輸入とゲーム機販売の禁止が含まれるほか、制裁逃れに使われる「影の船団」73隻もリストに記載される。

また、欧州委員会によると、ロシア国内便を運航する第三国の航空会社に対し、EU加盟27カ国への乗り入れを禁止することも含まれている。

ロシア当局は、EUの新たな措置に関するコメントを避けた。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

韓国中銀、景気懸念で利下げ再開 0.25%下げ

ビジネス

米ブラックロック、欧州株投資評価を引き上げ

ビジネス

ドイツの1月税収は前年比8.9%増、先行指標は厳し

ビジネス

企業向けサービス価格、1月は3.1%上昇 外航貨物
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:ウクライナが停戦する日
特集:ウクライナが停戦する日
2025年2月25日号(2/18発売)

ゼレンスキーとプーチンがトランプの圧力で妥協? 20万人以上が死んだ戦争が終わる条件は

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    細胞を若返らせるカギが発見される...日本の研究チームが発表【最新研究】
  • 2
    障がいで歩けない子犬が、補助具で「初めて歩く」映像...嬉しそうな姿に感動する人が続出
  • 3
    ティーバッグから有害物質が放出されている...研究者が警告【最新研究】
  • 4
    見逃さないで...犬があなたを愛している「11のサイン…
  • 5
    人気も販売台数も凋落...クールなEVテスラ「オワコン…
  • 6
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される…
  • 7
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」…
  • 8
    有害なティーバッグをどう見分けるか?...研究者のア…
  • 9
    「健康寿命」を延ばすのは「少食」と「皮下脂肪」だ…
  • 10
    トランプが「マスクに主役を奪われて怒っている」...…
  • 1
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」だった?...高濃度で含まれる「食べ物」に注意【最新研究】
  • 2
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される【最新研究】
  • 3
    人気も販売台数も凋落...クールなEVテスラ「オワコン化」の理由
  • 4
    細胞を若返らせるカギが発見される...日本の研究チー…
  • 5
    動かないのに筋力アップ? 88歳医大名誉教授が語る「…
  • 6
    障がいで歩けない子犬が、補助具で「初めて歩く」映…
  • 7
    ビタミンB1で疲労回復!疲れに効く3つの野菜&腸活に…
  • 8
    7年後に迫る「小惑星の衝突を防げ」、中国が「地球防…
  • 9
    飛行中の航空機が空中で発火、大炎上...米テキサスの…
  • 10
    【クイズ】世界で1番マイクロプラスチックを「食べて…
  • 1
    週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった
  • 2
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 3
    【一発アウト】税務署が「怪しい!」と思う通帳とは?
  • 4
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」…
  • 5
    「健康寿命」を延ばすのは「少食」と「皮下脂肪」だ…
  • 6
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」…
  • 7
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される…
  • 8
    戦場に「北朝鮮兵はもういない」とロシア国営テレビ.…
  • 9
    人気も販売台数も凋落...クールなEVテスラ「オワコン…
  • 10
    「DeepSeekショック」の株価大暴落が回避された理由
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中