ニュース速報
ワールド

米企業、ロシア市場に回帰も 和平実現なら=ウィトコフ特使

2025年02月24日(月)13時28分

 トランプ米政権のウィトコフ中東担当特使(写真)は23日、ロシア・ウクライナ戦争の和平交渉が成立した場合、米企業がロシアで事業を行う可能性があると述べた。首都ワシントンで1月撮影(2025年 ロイター/Carlos Barria)

Kanishka Singh Ted Hesson

[ワシントン 23日 ロイター] - トランプ米政権のウィトコフ中東担当特使は23日、ロシア・ウクライナ戦争の和平交渉が成立した場合、米企業がロシアで事業を行う可能性があると述べた。

トランプ大統領は戦争終結に向けた合意を推進しており、ロシアのプーチン大統領、ウクライナのゼレンスキー大統領と今月、個別に電話会談を行った。

ウィトコフ氏はCBSニュースの番組で、「和平合意に至れば、米企業がそこに戻り、事業を展開できるという期待があるのは明らかだ。誰もがそれはポジティブで良いことだと信じていると思う」と語った。

ベッセント米財務長官は20日、ブルームバーグTVとのインタビューで、戦争終結に向けた協議でロシアが前向きな姿勢を示せば、米国の対ロシア制裁が緩和される可能性があることを示唆した。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

ロシア、長期的なウクライナ和平望むと表明 米の早期

ワールド

マスク氏、政府職員に成果報告要請 複数機関が返信拒

ビジネス

ECBに過度な利下げのリスク、ベルギー中銀総裁が警

ワールド

日比、防衛協力強化で合意 ハイレベル戦略的対話を確
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:ウクライナが停戦する日
特集:ウクライナが停戦する日
2025年2月25日号(2/18発売)

ゼレンスキーとプーチンがトランプの圧力で妥協? 20万人以上が死んだ戦争が終わる条件は

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    細胞を若返らせるカギが発見される...日本の研究チームが発表【最新研究】
  • 2
    障がいで歩けない子犬が、補助具で「初めて歩く」映像...嬉しそうな姿に感動する人が続出
  • 3
    ティーバッグから有害物質が放出されている...研究者が警告【最新研究】
  • 4
    人気も販売台数も凋落...クールなEVテスラ「オワコン…
  • 5
    見逃さないで...犬があなたを愛している「11のサイン…
  • 6
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される…
  • 7
    深夜の防犯カメラ写真に「幽霊の姿が!」と話題に...…
  • 8
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」…
  • 9
    トランプが「マスクに主役を奪われて怒っている」...…
  • 10
    動かないのに筋力アップ? 88歳医大名誉教授が語る「…
  • 1
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」だった?...高濃度で含まれる「食べ物」に注意【最新研究】
  • 2
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される【最新研究】
  • 3
    人気も販売台数も凋落...クールなEVテスラ「オワコン化」の理由
  • 4
    動かないのに筋力アップ? 88歳医大名誉教授が語る「…
  • 5
    細胞を若返らせるカギが発見される...日本の研究チー…
  • 6
    障がいで歩けない子犬が、補助具で「初めて歩く」映…
  • 7
    朝1杯の「バターコーヒー」が老化を遅らせる...細胞…
  • 8
    7年後に迫る「小惑星の衝突を防げ」、中国が「地球防…
  • 9
    ビタミンB1で疲労回復!疲れに効く3つの野菜&腸活に…
  • 10
    「トランプ相互関税」の範囲が広すぎて滅茶苦茶...VA…
  • 1
    週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった
  • 2
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 3
    【一発アウト】税務署が「怪しい!」と思う通帳とは?
  • 4
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」…
  • 5
    「健康寿命」を延ばすのは「少食」と「皮下脂肪」だ…
  • 6
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」…
  • 7
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される…
  • 8
    戦場に「北朝鮮兵はもういない」とロシア国営テレビ.…
  • 9
    世界初の研究:コーヒーは「飲む時間帯」で健康効果…
  • 10
    人気も販売台数も凋落...クールなEVテスラ「オワコン…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中