WHO、欧州でアルコール飲料にたばこ並み「がん警告」要請

世界保健機関(WHO)は14日、欧州全域でアルコールとがんとの関連性に関する意識が「憂慮すべき」と言えるほど欠如しているとする新たな調査結果を発表し、世界で最も飲酒量の多いこの地域でたばこと同様に明確で目立つ警告を導入するよう働きかけた。写真はチェコのプラハにあるバーで昨年12月撮影(2025年 ロイター/David W Cerny)
[ジュネーブ 14日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)は14日、欧州全域でアルコールとがんとの関連性に関する意識が「憂慮すべき」と言えるほど欠如しているとする新たな調査結果を発表し、世界で最も飲酒量の多いこの地域でたばこと同様に明確で目立つ警告を導入するよう働きかけた。
WHOの欧州事務所によると、欧州全体で毎年80万人がアルコール摂取によるがんで死亡しているが、アルコールの危険性を認識している人はごく一部にとどまる。今回の調査で、アルコールが乳がんを引き起こす可能性について知っている回答者は全体の15%にとどまり、アルコールと大腸がんの関連性を知っている回答者は39%だった。
WHOは、業界が望むような自主規制に頼ると、アルコール製造業者が危険性を知らせるとしても「目立たない配置やあいまいなメッセージ」を用いたり、買い物客が無視しがちなQRコードを使用したりするリスクをもたらすと指摘。こうしたやり方ではなく、アルコール飲料には「明確で目立つ健康上の警告」を文字で表示すべきであり、画像と組み合わせることで届く範囲を最大限に広げるとともに、明確で正確な消費者への情報提供により健康について十分な情報を得た上での選択を促すことができると説明した。
WHOによると、欧州連合(EU)加盟27カ国のうち現時点で何らかの警告ラベルを導入しているのはフランス、リトアニア、ドイツの3カ国にとどまる。アイルランドは2026年5月から、アルコール飲料に一段と広範ながんに関する警告を表示する予定だという。
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