米ロ首脳、会談についてまだ協議せず=ロシア大統領府

2月7日 ロシア大統領府のペスコフ報道官は、プーチン大統領(写真右)とトランプ米大統領(写真左)の会談の可能性について両国がまだ協議を始めていないと述べた。写真は2018年7月、フィンランドの首都ヘルシンキで撮影(2025年 ロイター/Kevin Lamarque)
[モスクワ 7日 ロイター] - ロシア大統領府のペスコフ報道官は、プーチン大統領とトランプ米大統領が首脳会談開催の可能性についてまだ協議していないと述べた。
CNNが報じた。
会談が必要かどうか、会談を実施する場合はどこでどのような形で行うかについて、両首脳の間で初期段階の接触は行われていないという。
ロシア通信(RIA)によると、ロシア下院国際問題委員会のレオニード・スルツキー委員長は、プーチン大統領とトランプ大統領の会談の準備が「進んだ段階」に入っていると述べた。
スルツキー氏は具体的な時期は示さなかったものの、月内か来月にも実現する可能性があるとの見方を示した。
両首脳は対面での会談を希望する意向を示しており、会談が実現した場合はトランプ氏が目指すウクライナ戦争の速やかな終結が主要議題になるとみられる。