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パナマ運河庁、米の「通航料無料」発表否定 戦時船舶では対話も
2025年02月06日(木)14時48分
2月5日、パナマ運河庁は運河を通航するための料金や権利にいかなる変更も加えていないとする声明文を発表した。米国務省はこの日先に、米政府の船舶がパナマ運河を無料で通航できるようになっと発表していた。1日撮影(2025年 ロイター/Enea Lebrun)
By Jasper Ward
[ワシントン/パナマ市 5日 ロイター] - パナマ運河庁は5日、運河を通航するための料金や権利にいかなる変更も加えていないと表明し、米政府の船舶が同運河を無料で通航できるようになったとしていた米側の発表を否定した。
米国務省はこれに先立ち、「パナマ政府は米政府の船舶からパナマ運河の通航料を徴収しないことに合意した」とXに投稿。これにより、米政府は年間数百万ドルを節約できると説明していた。
パナマ運河庁はこれに対し、「当該国からの戦時船舶の通航に関して、米国の関係当局と対話する用意がある」と応じた。