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米政権の中東特使、ガザ訪問へ 停戦監視
2025年01月23日(木)02時03分
トランプ米大統領のウィトコフ中東担当特使(写真)は22日、パレスチナ地区ガザを訪問し、停戦が順守されているか監視すると明らかにした。20日撮影(2025年 ロイター/Carlos Barria)
[22日 ロイター] - トランプ米大統領のウィトコフ中東担当特使は22日、パレスチナ地区ガザを訪問し、停戦が順守されているか監視すると明らかにした。
ウィトコフ特使はFOXニュースのインタビューで、ガザ中部の「ネツァリム回廊」とガザ南端の「フィラデルフィ回廊」の状況を監視する「査察チームの一員となる予定だ」と語った。イスラエルにも足を運ぶと述べた。
停戦の履行を確実にするため、米国がガザで関与していることを示唆する初の公の発言と言える。ただ、誰が査察チームに参加するかは明確にしなかった。
ウィトコフ特使はまた、中東地域の全ての国がイスラエルとアラブ4カ国の国交正常化合意(アブラハム合意)に参加できると確信しているとし、とりわけガザの停戦実現で重要な役割を果たしたカタールを指摘した。