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韓国情勢、特段かつ重大な関心持ち注視=大統領拘束で林官房長官
2025年01月15日(水)12時15分
1月15日、林芳正官房長官(写真)は午前の会見で、韓国で尹錫悦大統領が拘束されたことに関連し、同国内の動向を「特段、かつ重大な関心を持って注視している」と述べた。写真は都内で昨年7月撮影(2025 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
Shiho Tanaka
[東京 15日 ロイター] - 林芳正官房長官は15日午前の会見で、韓国で尹錫悦大統領が拘束されたことに関連し、同国内の動向を「特段、かつ重大な関心を持って注視している」と述べた。国際社会における重要な隣国であり、日韓関係の重要性は変わらないとの認識を示した。
尹大統領は同日午前、非常戒厳宣布を巡り、内乱容疑などで合同捜査本部に拘束された。
林官房長官は、他国の内政へのコメントは控えるとしつつ、韓国国内の動きを注視しているとした上で「韓国は我が国にとって、国際社会におけるさまざまな課題への対応にパートナーとして協力していくべき重要な隣国」であると指摘。日韓関係の重要性は変わらず、岩屋毅外相の韓国訪問では北朝鮮への対応を含め日韓・日韓米の緊密な連携の重要性を改めて確認したと説明した。
岩屋外相は13日、ソウルで趙兌烈外相と会談した。