バイデン米大統領、退任控え外交成果を強調 「敵対勢力弱体化」
1月13日、退任が間近に迫ったバイデン米大統領は、自身の外交政策における実績を誇示し、世界的な危機が未解決であるにもかかわらず、米国の敵対勢力は4年前の就任時よりも弱体化している、との認識を示した。米首都ワシントンで撮影(2025年 ロイター/Evelyn Hockstein)
Andrea Shalal Simon Lewis Daphne Psaledakis
[ワシントン 13日 ロイター] - 退任が間近に迫ったバイデン米大統領は13日、自身の外交政策における実績を誇示し、世界的な危機が未解決であるにもかかわらず、米国の敵対勢力は4年前の就任時よりも弱体化している、との認識を示した。
20日にトランプ氏が米大統領に就任する。バイデン氏は国務省で米外交官らを前に演説し、ロシアの2022年の侵攻に対するウクライナ支援や、中東でのイスラエルの戦争に対する政権の支持をアピール。
米国は「世界的な競争に勝利」しており、予測されていたように中国に経済的に追い抜かれることはないだろうと強調した。ロシアとイランは米国が直接には関与しない戦争により弱体化していると指摘した。
「4年前と比べ、米国は強くなり、同盟関係は強化され、敵対国や競争相手は弱体化している。戦争をせずにこれらを実現した」とした。
一方、バイデン氏は、イスラエルに武器と外交支援を提供したことについて、一部で批判にさらされてもいる。国務省の外ではこの日、バイデン氏を「戦争犯罪人」と叫ぶ抗議者たちがデモ活動を繰り広げた。
バイデン氏は、中国やイラン、北朝鮮、ロシアといった権威主義的な国家が現在、互いに緊密に連携していることを認めたが、それは「強さよりも弱さによるもの」だと指摘した。
米国の支援を受けたウクライナは、同国を地図上から抹消するというロシアのプーチン大統領の企てをはねのけたとした上で、23年の自身のキーウ(キエフ)訪問について、現職大統領として初めて米軍の支配下にない紛争地帯への訪問だったと振り返った。
「プーチンがウクライナに侵攻した時、彼は数日でキーウを征服できると考えていた。実際、戦争が始まって以来、キーウの中心部に立ったのは彼ではなく私だけだ」などと語った。
ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官はテレグラムに投稿し、バイデン氏の演説について「米の対ウクライナ支援がロシアとの核対立のリスクを生み出したことを」認めたに等しいと述べた。
「今日のバイデン氏の発言は、意図的に実行された挑発を認めるものだ。バイデン政権は、世界を瀬戸際に追いやっていることを知りながら、それでも紛争をエスカレートさせることを選んだ」と批判した。
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