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トランプ氏のウクライナ和平構想、検討する用意あるとロシア表明

2025年01月14日(火)19時43分

 ロシアのラブロフ外相は14日、来週就任するトランプ次期米大統領のウクライナに関する和平構想を検討する用意があると述べた。モスクワで14日撮影(2025年 ロイター/Evgenia Novozhenina)

[モスクワ 14日 ロイター] - ロシアのラブロフ外相は14日、来週就任するトランプ次期米大統領のウクライナに関する和平構想を検討する用意があると述べた。

大統領に就任すれば24時間以内にウクライナ戦争を終結させることができるとしたトランプ氏の以前の発言については就任前のものだと指摘しつつ、ロシアはトランプ氏のチームが「現地の現実」を語り始めていることを歓迎すると表明。トランプ氏とマイク・ウォルツ次期米大統領補佐官(国家安全保障担当)のコメントにはこのことが反映されているとした。

ウォルツ氏は12日にABCに対し、戦争は外交的手段で何とか終わらせなければならないのは明らかだと語った。

その上で「クリミアを含め、ウクライナ領土の隅々から全てのロシア人を追い出すというのは現実的ではないと思う。トランプ大統領はその現実を認めている」と話した。

ロイター
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