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日米比首脳、協力深化で合意 バイデン氏「次期政権でも継続」

2025年01月13日(月)15時29分

 石破茂首相、バイデン米大統領、フィリピンのマルコス大統領は13日、オンライン会談を行った。東・南シナ海で緊張が高まる中、3カ国間の取り決めの下で協力を深化することで一致した。10日撮影(2025年 ロイター/Elizabeth Frantz)

[マニラ 13日 ロイター] - 石破茂首相、バイデン米大統領、フィリピンのマルコス大統領は13日、オンライン会談を行った。東・南シナ海で緊張が高まる中、3カ国間の取り決めの下で協力を深化することで一致した。

日米フィリピンの首脳会談は、昨年4月にワシントンで初めて開催された。

フィリピン大統領府によると、13日の会談で3首脳は「経済、海洋、技術協力の強化・深化に合意」した。バイデン氏は、トランプ次期大統領がこのパートナーシップの継続に価値を認めると「楽観」し、 「端的に言えば、3カ国はこのパートナーシップを継続し、政府間の協力を制度化することに関心を持っている」と述べたという。マルコス氏は、3カ国が外交関係深化で得た利益を維持できると「確信している」と述べた。

米ホワイトハウスは声明で、3首脳が中国の「南シナ海における危険で非合法な行動」について話し合い、インド太平洋地域における継続的な協調の重要性で合意したと述べた。

日本の外務省は、3首脳が東シナ海と南シナ海における「力による現状変更の一方的な試み」に反対したと声明で発表した。

フィリピン大統領府によると、バイデン氏は「南シナ海における中国の攻撃的で威圧的な活動」に対するマルコス氏の外交的対応を称賛した。

ロイター
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