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米当局は「徹底的な分析」、日鉄のUSスチール買収阻止巡り=財務長官

2025年01月09日(木)03時51分

イエレン米財務長官は8日、バイデン大統領が阻止することを決定した日本製鉄による米鉄鋼大手USスチール買収について、対米外国投資委員会(CFIUS)は「徹底的な分析」を行ったという認識を示した。日鉄本社で2024年4月撮影(2025年 ロイター/Issei Kato)

[ワシントン 8日 ロイター] - イエレン米財務長官は8日、バイデン大統領が阻止することを決定した日本製鉄による米鉄鋼大手USスチール買収について、対米外国投資委員会(CFIUS)は「徹底的な分析」を行ったという認識を示した。

イエレン長官は米CNBCとのインタビューで、買収阻止の決定に至った審査の詳細については話すことはできないとしつつも、「CFIUSは詳細を精査し、大統領に提出する徹底的な分析を準備した」と語った。

日鉄のUSスチール買収計画を巡り、CFIUSは昨年末、国家安全保障上のリスクについて省庁間で意見がまとまらず、大統領に判断を委ねた。米紙ワシントン・ポストによると、CFIUSは買収を認めれば米国内の鉄鋼生産が減少し、「国家安全保障上のリスクがある」とホワイトハウスに伝えたという。

ロイター
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