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米ゲッティ、シャッターストックと合併 AIに対応

2025年01月08日(水)11時03分

 1月7日、米デジタルコンテンツ大手ゲッティ・イメージズ・ホールディングスは、米同業シャッターストックと合併すると発表した。写真は、同社のクレイグ・ピーターズCEO。2022年8月、ニューヨークで撮影(2022年 ロイター/Brendan McDermid)

Rishi Kant Aditya Soni

[7日 ロイター] - 米デジタルコンテンツ大手ゲッティ・イメージズ・ホールディングスは7日、米同業シャッターストックと合併すると発表した。

ライセンス・ビジュアルコンテンツ業界最大手である両社は、合併をコスト削減と収益機会拡大による事業成長につなげ、安価で迅速に画像を生成できる人工知能(AI)時代に対応した37億ドル規模のコンテンツ企業を目指す。

シャッターストックの株主は、1株当たり28.80ドルの現金、13.67株のゲッティ株、または所有するシャッターストック株1株につきゲッティ株9.17株と現金9.50ドル、のいずれかを受け取ることができる。

発表を受け、シャッターストックの株価は22.7%上昇、ゲッティ株は39.7%上昇した。両社の株価はカメラ付き携帯電話の普及に伴うストックフォトの需要減少で、少なくとも過去4年間は下落していた。

合併後の新会社はゲッティのクレイグ・ピーターズ最高経営責任者(CEO)が率いる。年間売上高は20億ドル近くになる見込み。

ピーターズ氏は7日、AIの影響はさほど大きくないとし、欧米の独禁当局から合併の承認を受けると確信していると述べた。

ロイター
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