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9月のドル建て債償還は困難、中国不動産の融創が予告=関係者

2025年01月07日(火)09時44分

1月6日、中国の民営不動産開発大手の融創中国は、一部のドル建て債保有者に対し、9月満期分の償還を期限内に履行することが困難と通知した。2023年9月、北京で撮影(2025年 ロイター/Florence Lo)

Clare Jim

[香港 6日 ロイター] - 中国の民営不動産開発大手の融創中国は、一部のドル建て債保有者に対し、9月満期分の償還を期限内に履行することが困難と通知した。関係者2人がこのほど明らかにした。販売が低迷する中、中国の不動産業界で再びオフショア債務再編が相次ぐ可能性がある。

同業界では2021年の債務危機の後、融創中国が23年11月に、初めて包括的なオフショア債務再編(90億ドル規模)を完了した。

再編の一環として発行された社債の第1弾が9月に満期を迎える。期間の1年間延長も可能だ。

関係者によると、融創中国はここ数週間で一部の債券保有者に対し、25年9月満期分について、他の選択肢を探ると通知した。販売回復が不透明で、債務返済能力に影響が及ぶ恐れがあると説明した。他の選択肢の詳細は示されなかったという。

融創中国はこの件に関するコメントに応じなかった。

ロイター
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