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トランプ氏の量刑延期要請退ける、不倫口止め事件で米裁判所

2025年01月07日(火)09時00分

米ニューヨークの裁判所は1月6日、不倫口止め料不正処理事件で有罪評決を受けているトランプ次期大統領が求めていた量刑言い渡し延期を認めなかった。2024年5月、ニューヨークの裁判所で代表撮影(2025年 ロイター)

Luc Cohen

[ニューヨーク 6日 ロイター] - 米ニューヨーク州地裁は6日、不倫口止め料不正処理事件で有罪評決を受けているトランプ次期大統領が求めていた量刑言い渡し延期を認めなかった。言い渡しは10日に予定されている。

地裁のフアン・マーチャン判事は、トランプ氏の申し立てはほとんどが「過去に何度も主張してきた内容の繰り返しだ」と指摘した。

マーチャン判事は先週、量刑言い渡しの日程を10日に設定した。その際、トランプ氏に実刑判決を下すつもりはなく、拘留や罰金、保護観察を伴わない無条件釈放判決が最も実行可能な解決策となるだろうとしていた。

トランプ氏の弁護団は6日、大統領の免責特権と20日に控えるトランプ氏の就任式に言及し、上訴する間、量刑言い渡しの延期を求めていた。

州地裁の陪審は昨年5月、トランプ氏が2016年の大統領選の直前に、同氏と性的関係を持ったと主張する女性に口止め料を支払い、不正に会計処理をしたと認定。34件の罪状全てで有罪と判断した。

ロイター
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