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米つなぎ予算合意が白紙、トランプ氏反対で 政府閉鎖期限まで2日

2024年12月20日(金)01時33分

予算失効による部分的政府閉鎖の期限まで2日となる中、ジョンソン米下院議長ら共和党指導部が対応を迫られている。写真は19日撮影のトランプ次期大統領とイーロン・マスク氏(2024年 ロイター/Brandon Bell/Pool via REUTERS)

Bo Erickson Richard Cowan Andy Sullivan Katharine Jackson

[ワシントン 19日 ロイター] - 予算失効による部分的政府閉鎖の期限まで2日となる中、ジョンソン米下院議長ら共和党指導部が対応を迫られている。

連邦議会の与野党指導部は17日、政府の「つなぎ予算」を2025年3月14日まで延長することで合意した。

しかし、トランプ次期米大統領が18日、これに反対を表明。同案に賛成する共和党議員は再選が難しくなる可能性があると警告した。トランプ次期政権で歳出削減を主導する実業家イーロン・マスク氏も、議会に法案を可決しないよう圧力をかけた。

これを受けてジョンソン下院議長は合意を白紙に戻し、別の妥協案を模索している。18日遅くに次期副大統領のJ・D・バンス氏および他の共和党幹部と会談を行った。

ジョンソン議長は「生産的な会話」があったとしながらも、詳細は明らかにしなかった。

スカリス下院共和党院内総務は、債務上限引き上げが協議中の合意事項の一部となるかとの質問に対し「まだその段階には至っていない」と回答。

会談に出席していた下院歳出委員会のコール委員長は、政府閉鎖は起こらないと確信しているかと問われ、「何に対しても確信はない」と答えた。

ロイター
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