北朝鮮、尹大統領の弾劾訴追可決を初めて報道

12月16日、 北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は韓国国会で14日に尹錫悦大統領(写真)の弾劾訴追案が可決されたと報じた。韓国議会で2022年10月代表撮影(2024年 ロイター)
[ソウル 16日 ロイター] - 北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は16日、韓国国会で14日に尹錫悦大統領の弾劾訴追案が可決されたと報じた。
KCNAは12月11日に韓国の戒厳令について初めて報道した。
KCNAは、尹氏のテレビ放映された発言について「嘘と強情に彩られた声明」と指摘。尹氏の弾劾を求めた韓国国会前の集会に言及した。
韓国軍や警察関係者の職務停止処分や尹氏に対する捜査が続いているとの報道にも言及した。
弾劾訴追案の可決を受けて免職された国防相の代行として職務を執行している金善鎬次官は軍に備えを続けるよう呼びかけ、部隊指揮を安定させるために迅速に働くよう指揮官に命じた。
ウクライナのゼレンスキー大統領は14日、ロシアがクルスク地方の飛び地を守るために戦っているウクライナ軍を攻撃するために、初めてかなりの数の北朝鮮兵を投入したと述べた。