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イスラエル外相、ガザ人質協議に楽観的見通し 間接交渉進行中
2024年12月10日(火)00時19分
イスラエルのサール外相は9日、パレスチナ自治区ガザでの人質を巡る交渉についてより楽観的な見方を示した。写真はイスラエルのテルアビブで7日撮影(2024年 ロイター/Stoyan Nenov)
James Mackenzie Nidal al-Mughrabi
[エルサレム/カイロ 9日 ロイター] - イスラエルのサール外相は9日、パレスチナ自治区ガザでの人質を巡る交渉についてより楽観的な見方を示した。約100人の人質返還に関する間接交渉は進行中であり、返還を確信するのは時期尚早だが、見通しは改善しているとした。
サール外相はエルサレムで開かれた記者会見で、「以前よりも楽観視しているがまだ目標には達していない。達成できることを願っている」とした上で、戦闘終結合意前にガザに拘束されている人質を帰還させるというイスラエルの立場を改めて強調。「人質解放の合意なしにガザでの停戦はない」と述べた。
パレスチナ当局者によると、ハマスはガザの他の武装組織に対し、死亡者と生存者を含む、イスラエル人と外国人の人質のリストを作成するよう要請したという。
ハマス関係者は即時のコメントを控えている。