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ウクライナ民間空港、侵攻後15カ所に被害 封鎖解除検討も=首相
2024年12月02日(月)12時14分
11月30日、ウクライナのシュミハリ首相(写真)は、2022年2月のロシアによる侵攻以来、国内の民間空港15かカ所が被害を受けたと明らかにした。写真はチェコのプラハで7月撮影(2024 ロイター/Eva Korinkova)
[キーウ 30日 ロイター] - ウクライナのシュミハリ首相は、2022年2月のロシアによる侵攻以来、国内の民間空港15かカ所が被害を受けたと明らかにした。国営通信社ウクルインフォルムが30日伝えた。
航空当局によると、ウクライナには20の民間空港があり、空域を部分的に開放する方法を模索している。
ウクライナの空域は戦争開始以来完全に封鎖されており、海外渡航には陸路か鉄道で隣国に入ってから航空便に乗るしかない。東部住民は出国までに1日を要することもあるという。
首相は運輸会議で「リスク評価を実施し、部分的な空域開放に向けた防空軍の必要性を判断した。安全保障問題と軍事状況が引き続きこの決定の鍵となる」と述べたという。
さらに、ロシアが過去3カ月間にウクライナの港湾インフラを約60回近く攻撃し、約300の施設と22隻の民間船舶を損傷または破壊したと説明した。