ニュース速報
ワールド

印アダニ会長が巨額贈賄事件で反論、「世界最高水準で法厳守」

2024年12月02日(月)10時50分

 インド財閥アダニ・グループのゴータム・アダニ会長は11月30日、総額2億6500万ドルに及ぶインド政府への贈賄工作の一端を担ったとして米検察当局から起訴された事件で、初めて自らの考えを明らかにし、真っ向から争う意向を表明した。2014年撮影(2024年 ロイター/Amit Dave)

Arpan Chaturvedi

[ニューデリー 30日 ロイター] - インド財閥アダニ・グループのゴータム・アダニ会長は11月30日、総額2億6500万ドルに及ぶインド政府への贈賄工作の一端を担ったとして米検察当局から起訴された事件で、初めて自らの考えを明らかにし、真っ向から争う意向を表明した。

アダニ・グループとしては既に「根拠がない」と否定し「あらゆる法的手段」を用いて反論する方針を表明済み。

アダニ会長はインド北部ジャイプールで「アダニ・グリーン・エナジーの法令順守(コンプライアンス)慣行に関し、われわれは米国による起訴に直面している。われわれがこのような試練に直面したのは今回が初めてではない」と述べた。

さらに「私が言えるのは、あらゆる攻撃が私たちをより強くし、あらゆる障害がアダニ・グループの立ち直る力をさらに高める足がかりになるということだ」と話した。

その上で「悪評が事実よりも速く広がる世の中だが、われわれが世界最高の水準で法規制を厳守しているという決意を改めて確認させてもらいたい」と付け加えた。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

カナダ首相、トランプ氏に国境管理の強化を確約

ワールド

ガザ空爆、食料・子供支援団体の職員2人死亡

ビジネス

ファイントゥデイHD、上場承認取り消し 市場動向を

ワールド

豪小売売上高、10月は前月比0.6%増に加速 3カ
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:老けない食べ方の科学
特集:老けない食べ方の科学
2024年12月 3日号(11/26発売)

脳と体の若さを保ち、健康寿命を延ばす──最新研究に学ぶ「最強の食事法」

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    メーガン妃の支持率がさらに低下...「イギリス王室で17番目」
  • 2
    エリザベス女王はメーガン妃を本当はどう思っていたのか?
  • 3
    白昼のビーチに「クラスター子弾の雨」が降る瞬間...クリミアで数百人の海水浴客が逃げ惑う緊迫映像
  • 4
    「すぐ消える」という説明を信じて女性が入れた「最…
  • 5
    ウクライナ前線での試験運用にも成功、戦争を変える…
  • 6
    ロシア・クルスク州の軍用空港にウクライナがミサイ…
  • 7
    バルト海の海底ケーブルは海底に下ろした錨を引きず…
  • 8
    リュックサックが更年期に大きな効果あり...軍隊式ト…
  • 9
    「時間制限食(TRE)」で脂肪はラクに落ちる...血糖…
  • 10
    LED化を超える省エネ、ウェルビーイング推進...パナ…
  • 1
    寿命が5年延びる「運動量」に研究者が言及...40歳からでも間に合う【最新研究】
  • 2
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋トレに変える7つのヒント
  • 3
    BMI改善も可能? リンゴ酢の潜在力を示す研究結果
  • 4
    エリザベス女王はメーガン妃を本当はどう思っていた…
  • 5
    リュックサックが更年期に大きな効果あり...軍隊式ト…
  • 6
    ウクライナ前線での試験運用にも成功、戦争を変える…
  • 7
    メーガン妃の支持率がさらに低下...「イギリス王室で…
  • 8
    「時間制限食(TRE)」で脂肪はラクに落ちる...血糖…
  • 9
    バルト海の海底ケーブル切断は中国船の破壊工作か
  • 10
    エスカレートする核トーク、米主要都市に落ちた場合…
  • 1
    朝食で老化が早まる可能性...研究者が「超加工食品」に警鐘【最新研究】
  • 2
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参加で「ネットの自由」を得た兵士が見ていた動画とは?
  • 3
    寿命が延びる、3つのシンプルな習慣
  • 4
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋…
  • 5
    朝鮮戦争に従軍のアメリカ人が写した「75年前の韓国…
  • 6
    自分は「純粋な韓国人」と信じていた女性が、DNA検査…
  • 7
    北朝鮮兵が味方のロシア兵に発砲して2人死亡!? ウク…
  • 8
    「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り…
  • 9
    足跡が見つかることさえ珍しい...「超希少」だが「大…
  • 10
    ロシア陣地で大胆攻撃、集中砲火にも屈せず...M2ブラ…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中