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メキシコ「トランプ関税で40万人の米雇用喪失」、報復関税も検討
2024年11月28日(木)05時45分
メキシコのシェインバウム大統領は27日、トランプ次期米大統領がメキシコからの全輸入品に25%の関税を課す方針を実施した場合、米国の40万人の雇用が失われる可能性があると警告した。26日撮影(2024年 ロイター/Daniel Becerril)
Sarah Morland Raul Cortes Brendan O'Boyle
[メキシコ市 27日 ロイター] - メキシコのシェインバウム大統領は27日、トランプ次期米大統領がメキシコからの全輸入品に25%の関税を課す方針を実施した場合、米国の40万人の雇用が失われる可能性があると警告した。また、報復関税を導入する構えも示した。
シェインバウム大統領は定例会見で「米国が関税を課せば、メキシコも関税を引き上げるだろう」と述べ、報復措置導入を明言した。
エブラルド経済相も関税により米国で大規模な雇用喪失や成長率の低下が起き、メキシコに生産拠点を持つ米企業が支払う税金が実質的に倍増することで大きな打撃を受けると警告した。