ヒズボラ報道官が死亡、イスラエルのベイルート空爆で
レバノンの親イラン武装組織ヒズボラは、11月17日のイスラエルによるベイルート中心部への空爆により、アフィフ報道官(写真中央)が死亡したことを確認した。11日、ベイルートで撮影(2024年 ロイター/Haider Kadhim)
[ベイルート 17日 ロイター] - レバノンの親イラン武装組織ヒズボラは、17日のイスラエルによるベイルート中心部への空爆により、アフィフ報道官が死亡したことを確認した。
イスラエル軍はコメントを控えていたが、17日夜の声明でアフィフ報道官を「排除」したと発表した。レバノンの保健省はこの攻撃で1人が死亡、3人が負傷したと発表した。
イスラエルはこれまでヒズボラの主な拠点であるベイルート南部郊外を標的にしてきており、明確な軍事的役割を担っていないヒズボラ幹部を攻撃するのはまれ。
アフィフ氏は9月27日にベイルート南郊へのイスラエルの空爆で殺害されたヒズボラ指導者ナスララ師のメディアアドバイザーを長年務めていた。
ヒズボラ系のアルマナルTVによると、イスラエルはこの日、ほとんど標的になっていなかった別の中心部にも空爆を実施した。レバノン保健省によると、この攻撃では少なくとも2人が死亡、22人が負傷した。
また、レバノン軍によると、南部の基地へのイスラエルの攻撃で兵士2人が死亡した。