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ブラジルCPI、10月は前月比0.56%上昇 予想上回る

2024年11月11日(月)09時07分

 ブラジル地理統計院(IBGE)が11月8日発表した10月の消費者物価指数(CPI)は前月比0.56%上昇した。予想を上回り、インフレ懸念が再び高まった。写真はブラジリアにある中銀。6月11日撮影(2024年 ロイター/Adriano Machado)

Isabel Teles

[サンパウロ 8日 ロイター] - ブラジル地理統計院(IBGE)が8日発表した10月の消費者物価指数(CPI)は前月比0.56%上昇した。予想を上回り、インフレ懸念が再び高まった。

前年同月比では4.76%上昇と、伸び率は9月の4.42%から加速し、中央銀行の目標(3%プラスマイナス1.5%ポイント)も上回った。

押し上げ要因は住宅用電力料金で、9月に比べ高いエネルギー料金が適用されたため4.74%上昇した。

ブラジル中銀は6日の金融政策委員会(COPOM)で、政策金利を50ベーシスポイント(bp)引き上げ、11.25%にすることを決めた。全会一致で9月に比べて利上げペースを加速させ、追加利上げの可能性にも含みを残す一方、インフレ対策として財政規律が必要との見解を示した。

ロイター
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