中国全人代常務委、地方政府債務上限6兆元引き上げ 隠れ債務対策

　１１月８日、中国全国人民代表大会（全人代）常務委員会は、６兆元（８３８７億７０００万ドル）規模の地方政府「隠れ債務」対策を承認した。広東省恵州で１０月１０日撮影（２０２４年　ロイター/Nicoco Chan）

［北京　８日　ロイター］ - 中国全国人民代表大会（全人代）常務委員会は、６兆元（８３８７億７０００万ドル）規模の地方政府「隠れ債務」対策を承認した。地方政府の債務上限を引き上げ、地方政府が隠れ債務と呼ばれる簿外債務と交換するため、３年にわたって６兆元の債券を発行することを認める。

全人代金融経済委員会の徐洪才副主任は８日の会見で明らかにした。