ニュース速報
ワールド

タイ首相、デジタル政策の推進表明 AI活用

2024年11月08日(金)17時34分

 11月8日、タイのペートンタン首相は、国立防衛大学で演説し、経済・技術を巡る米中対立の影響も含め、安全保障上の脅威に対応するため、新たなデジタル政策を推進すると述べた。写真はバンコクの街並み。2023年1月撮影(2024年 ロイター/Athit Perawongmetha)

[バンコク 8日 ロイター] - タイのペートンタン首相は8日、国立防衛大学で演説し、経済・技術を巡る米中対立の影響も含め、安全保障上の脅威に対応するため、新たなデジタル政策を推進すると述べた。

「2030年までにデジタル経済が国内総生産(GDP)の30%を占めるよう政策を加速する」とし、これによりサイバーセキュリティーも強化できると述べた。

また、人工知能(AI)を活用した農業部門の向上や対中輸出の拡大を政府が支援する意向も示した。

ピチャイ商務相は以前、貿易戦争が起きれば中国からの投資移転や対米輸出の増加でタイが恩恵を受けると指摘している。

国際的なハイテク企業も東南アジアへの投資を拡大。マイクロソフトがタイに地域データセンターを設置するほか、グーグルもタイのデータセンターやクラウドインフラに10億ドルを投資する。

アマゾンのクラウドコンピューティング部門も15年間で50億ドルをタイに投資する計画を示している。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

世界食料価格指数、10月は1年半ぶり高水準=FAO

ワールド

中国、地方隠れ債務対策に10兆元 全人代常務委で承

ワールド

アングル:トランプ氏の「不法移民大量送還」、費用と

ワールド

台湾輸出、10月は8.4%増で予想下回る 中国経済
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:米大統領選と日本経済
特集:米大統領選と日本経済
2024年11月 5日/2024年11月12日号(10/29発売)

トランプ vs ハリスの結果次第で日本の金利・為替・景気はここまで変わる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「トイレにヘビ!」家の便器から現れた侵入者、その真相に驚愕
  • 2
    後ろの女性がやたらと近い...投票の列に並ぶ男性を困惑させた行為の「意外すぎる目的」とは? 動画が話題に
  • 3
    「ダンスする銀河」「宙に浮かぶ魔女の横顔」NASAが今週公開した「不気味で美しい」画像8選
  • 4
    米大統領選挙の「選挙人制度」は世界の笑い者── どう…
  • 5
    アメリカを「脱出」したいアメリカ人の割合が史上最…
  • 6
    北朝鮮兵が味方のロシア兵に発砲して2人死亡!? ウク…
  • 7
    【クイズ】次のうち、和製英語「ではない」ものはど…
  • 8
    「ハリス大敗は当然の帰結」──米左派のバーニー・サ…
  • 9
    「歌声が聞こえない」...ライブを台無しにする絶叫フ…
  • 10
    トランプはウクライナを見捨てるのか── ゼレンスキー…
  • 1
    北朝鮮兵が味方のロシア兵に発砲して2人死亡!? ウクライナ軍と北朝鮮兵が初交戦
  • 2
    足跡が見つかることさえ珍しい...「超希少」だが「大人気」の動物、フィンランドで撮影に成功
  • 3
    予算オーバー、目的地に届かず中断...イギリス高速鉄道計画が迷走中
  • 4
    「家族は見た目も、心も冷たい」と語る、ヘンリー王…
  • 5
    「ダンスする銀河」「宙に浮かぶ魔女の横顔」NASAが…
  • 6
    「トイレにヘビ!」家の便器から現れた侵入者、その…
  • 7
    脱北者約200人がウクライナ義勇軍に参加を希望 全員…
  • 8
    日本で「粉飾倒産」する企業が増えている理由...今後…
  • 9
    後ろの女性がやたらと近い...投票の列に並ぶ男性を困…
  • 10
    投票日直前、トランプの選挙集会に異変! 聴衆が激…
  • 1
    外来種の巨大ビルマニシキヘビが、シカを捕食...大きな身体を「丸呑み」する衝撃シーンの撮影に成功
  • 2
    「地球が作り得る最大のハリケーン」が間もなくフロリダ上陸、「避難しなければ死ぬ」レベル
  • 3
    秋の夜長に...「紫金山・アトラス彗星」が8万年ぶりに大接近、肉眼でも観測可能
  • 4
    死亡リスクはロシア民族兵の4倍...ロシア軍に参加の…
  • 5
    北朝鮮兵が味方のロシア兵に発砲して2人死亡!? ウク…
  • 6
    足跡が見つかることさえ珍しい...「超希少」だが「大…
  • 7
    大破した車の写真も...FPVドローンから逃げるロシア…
  • 8
    モスクワで高層ビルより高い「糞水(ふんすい)」噴…
  • 9
    予算オーバー、目的地に届かず中断...イギリス高速鉄…
  • 10
    エジプト「叫ぶ女性ミイラ」の謎解明...最新技術が明…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中