ニュース速報
ワールド

原油先物は上昇、米大統領選の影響を見極め

2024年11月07日(木)11時40分

 11月6日、原油先物はアジア市場序盤に上昇している。米大統領選でのトランプ氏勝利の影響を投資家は見極めようとしている。写真はボリビアのサンタ・クルス・デ・ラ・シエラにあるガソリンスタンドで10月撮影(2024 ロイター/Ipa Ibanez)

Colleen Howe

[北京 7日 ロイター] - 原油先物は7日アジア市場序盤に上昇している。米大統領選でのトランプ氏勝利の影響を投資家は見極めようとしている。

北海ブレント先物は0125GMT(日本時間午前10時25分)時点で0.26ドル(0.35%)高の1バレル=75.18ドル。米WTI先物は0.16ドル(0.22%)高の71.85ドル。

IGのマーケットアナリスト、トニー・シカモア氏は「トランプ大統領の誕生により、イランやベネズエラからの原油供給が絞られることや、暴風雨の接近が懸念され、選挙後のドル高や予想を上回る米在庫の影響を相殺するほどだった」と指摘した。

トランプ氏は、イラン産原油に対して最大限の圧力を再びかけると予想されている。

北米では熱帯暴風雨「ラファエル」がカテゴリー3に勢力を強めた。米エネルギー情報局(EIA)が発表した11月1日に終わる1週間の原油在庫は、予想の110万バレル増に対し210万バレル増の4億2770万バレルとなった。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

マツダ、今期営業益予想2000億円に下方修正 日本

ビジネス

トランプ氏勝利「貿易面で影響」、保護主義を警戒=日

ビジネス

東レ、発行済み株式の9.67%・1000億円上限に

ワールド

中国国家主席、トランプ氏の米大統領選勝利に祝意=新
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:米大統領選と日本経済
特集:米大統領選と日本経済
2024年11月 5日/2024年11月12日号(10/29発売)

トランプ vs ハリスの結果次第で日本の金利・為替・景気はここまで変わる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    北朝鮮兵が味方のロシア兵に発砲して2人死亡!? ウクライナ軍と北朝鮮兵が初交戦
  • 2
    「ダンスする銀河」「宙に浮かぶ魔女の横顔」NASAが今週公開した「不気味で美しい」画像8選
  • 3
    米大統領選挙の「選挙人制度」は世界の笑い者── どうして始まりなぜ変えられないのか?
  • 4
    予算オーバー、目的地に届かず中断...イギリス高速鉄…
  • 5
    【クイズ】次のうち、和製英語「ではない」ものはど…
  • 6
    どちらが勝っても日本に「逆風」か...トランプvsハリ…
  • 7
    「家族は見た目も、心も冷たい」と語る、ヘンリー王…
  • 8
    【読解力を高める】オーディオブックの意外な効用...…
  • 9
    ネアンデルタール人「絶滅」の理由「2集団が互いに無…
  • 10
    投票日直前、トランプの選挙集会に異変! 聴衆が激…
  • 1
    北朝鮮兵が味方のロシア兵に発砲して2人死亡!? ウクライナ軍と北朝鮮兵が初交戦
  • 2
    足跡が見つかることさえ珍しい...「超希少」だが「大人気」の動物、フィンランドで撮影に成功
  • 3
    予算オーバー、目的地に届かず中断...イギリス高速鉄道計画が迷走中
  • 4
    日本で「粉飾倒産」する企業が増えている理由...今後…
  • 5
    「家族は見た目も、心も冷たい」と語る、ヘンリー王…
  • 6
    脱北者約200人がウクライナ義勇軍に参加を希望 全員…
  • 7
    投票日直前、トランプの選挙集会に異変! 聴衆が激…
  • 8
    モスクワで高層ビルより高い「糞水(ふんすい)」噴…
  • 9
    「常軌を逸している」 トランプ、選挙集会で見せた「…
  • 10
    幻のドレス再び? 「青と黒」「白と金」論争に終止符…
  • 1
    「地球が作り得る最大のハリケーン」が間もなくフロリダ上陸、「避難しなければ死ぬ」レベル
  • 2
    外来種の巨大ビルマニシキヘビが、シカを捕食...大きな身体を「丸呑み」する衝撃シーンの撮影に成功
  • 3
    秋の夜長に...「紫金山・アトラス彗星」が8万年ぶりに大接近、肉眼でも観測可能
  • 4
    死亡リスクはロシア民族兵の4倍...ロシア軍に参加の…
  • 5
    北朝鮮兵が味方のロシア兵に発砲して2人死亡!? ウク…
  • 6
    足跡が見つかることさえ珍しい...「超希少」だが「大…
  • 7
    大破した車の写真も...FPVドローンから逃げるロシア…
  • 8
    モスクワで高層ビルより高い「糞水(ふんすい)」噴…
  • 9
    予算オーバー、目的地に届かず中断...イギリス高速鉄…
  • 10
    エジプト「叫ぶ女性ミイラ」の謎解明...最新技術が明…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中