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韓国製造業PMI、10月は48.3で横ばい 生産が大きく落ち込む

2024年11月01日(金)16時58分

 11月1日、S&Pグローバルがまとめた10月の韓国製造業購買担当者景気指数(PMI)は48.3となり、前月と変わらなかった。写真は2020年7月、平沢市の港で撮影(2024年 ロイター/Kim Hong-Ji)

Jihoon Lee

[ソウル 1日 ロイター] - S&Pグローバルがまとめた10月の韓国製造業購買担当者景気指数(PMI)は48.3となり、前月と変わらなかった。生産が過去16カ月で最も大きく落ち込み、景気拡大・縮小の分かれ目となる50を2カ月連続で下回った。

新規受注の落ち込みペースは若干緩やかになった。

新規輸出受注の減少幅もわずかに縮小。米国、欧州、中国の需要が低調だったという。

S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスのエコノミスト、ウサマ・バッティ氏は「このセクターは世界の輸出指標と見なされることが多く、今回は世界的な貿易と産業活動の緩やかな減速を示唆するものと言えそうだ」と語った。

また、購買活動が2023年8月以来初めて縮小。受注残が23年6月以来最も減少したことも示された。

一方、向こう1年に対する楽観的な見方は改善。景気懸念は根強いものの、各社は自動車や半導体分野での需要回復を期待している。

ロイター
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