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中東には緊張緩和必要、停戦合意を=ハリス氏
2024年10月11日(金)12時09分
10月10日、ハリス米副大統領(写真)は、パレスチナ自治区ガザとレバノンでの戦闘で長く緊張状態にある中東地域には緊張緩和が必要との見解を示した。写真は米アリゾナ州チャンドラーで撮影(2024 ロイター/Evelyn Hockstein)
Stephanie Kelly
[ラスベガス 10日 ロイター] - ハリス米副大統領は10日、パレスチナ自治区ガザとレバノンでの戦闘で長く緊張状態にある中東地域には緊張緩和が必要との見解を示した。
ガザとレバノンでは停戦がなお実現せず、レバノンにおけるイスラエルの軍事行動への報復として先週イランがイスラエルに行ったミサイル攻撃を受け、中東一体がイスラエルの応戦に備えている。
イランの攻撃ではイスラエル側の死者が出ておらず、米政府は攻撃の効果はないとみていた。
バイデン米大統領が5月31日に行った3段階のガザ停戦案は暗礁に乗り上げているほか、9月末には米仏が21日間のレバノン停戦を提案したが、イスラエルは拒否した。
ハリス氏は10日、ラスベガスで記者団にガザ・レバノン情勢に言及し「停戦に合意しなければならない。緊張を緩和しなければならない」と述べた。