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英外相、バーレーンとヨルダン訪問へ 緊張緩和へ支援要請
2024年10月09日(水)12時14分
10月8日、英国のラミー外相(写真)は今週、バーレーンとヨルダンの指導者らと会談する。写真は9月、ウクライナのキーウでの代表撮影(2024 ロイター)
[ロンドン 9日 ロイター] - 英国のラミー外相は今週、バーレーンとヨルダンの指導者らと会談する。中東情勢のさらなる緊張拡大を回避するための外交努力の一環という。
外務省は声明で、ラミー氏が9日に中東入りし、「地域のパートナーと協力して自制を求めることの重要性を再確認するとともに、イランと代理勢力に攻撃の停止を求める」と説明した。
紛争激化を受け、米国とイランがさらに大規模な戦争に巻き込まれる懸念が高まっている。
英国はヨルダンとバーレーンと長年にわたる防衛・外交関係を結んでおり、この関係を通じて産油地域全体に及ぶさらなる不安定化の回避を模索している。
ラミー氏は声明で「状況は極めて危険で、この地域における緊張の高まりや誤算は誰の利益にもならない。パレスチナ自治区ガザとレバノンで停戦を実現し、切実に必要とされる援助物資をさらにガザへ届け、人質全員を確実に解放するために、この重要な時期に動揺してはならない」と述べた。