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親パレスチナ活動家、独アリアンツの英事務所に抗議活動

2024年10月09日(水)14時07分

親パレスチナの活動家らが8日、ドイツ保険大手アリアンツの英国事務所の外壁に赤い塗料を吹き付けた。抗議活動の一環(2024年 ロイター/Hannah McKay)

[ロンドン 8日 ロイター] - 親パレスチナの活動家らが8日、ドイツ保険大手アリアンツの英国事務所の外壁に赤い塗料を吹き付けた。同社がイスラエル防衛企業エルビット・システムズとつながりがあることを巡る抗議活動の一環。

親パレスチナの活動集団、パレスチナ・アクションがX(旧ツイッター)で犯行声明を出し、英国内のアリアンツの事務所10カ所を「攻撃した」ほか、ロンドンの南西に位置するギルフォードにある英国本社を一晩「占拠した」と投稿した。

パレスチナ・アクションは「保険がなければ、エルビットは英国で事業を運営できない」と指摘、アリアンツを「イスラエル最大の武器会社にとって投資家であり保険会社でもある」と強調した。

アリアンツ広報担当は同社の複数の事務所で混乱が生じたことを確認した。その上で「従業員の安全とセキュリティーを最優先に考え、これらの事務所を本日は閉鎖した。業務と顧客・取引先へのサービスに影響はない」と述べた。

ロイター
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