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シェル、第3四半期の精製マージン大幅低下 世界的に需要低迷

2024年10月07日(月)16時18分

 10月7日、英石油大手シェルは、第3・四半期の精製マージンが前期比で大幅に低下したことを明らかにした。写真は同社のロゴ。昨年2月、ロンドンで撮影(2024年 ロイター/May James)

Ron Bousso

[ロンドン 7日 ロイター] - 英石油大手シェルは7日、第3・四半期の精製マージンが前期比で大幅に低下したことを明らかにした。世界的な需要低迷が背景。

化学品・石油製品部門のトレーディング利益も前期比で減少する見通し。

今月31日の決算発表に先立ち業績動向を明らかにした。

第3・四半期の精製マージンは30%近く低下し1バレル当たり5.5ドルとなったもよう。前四半期は7.7ドルだった。

精製マージンは、中国などの景気減速や新たな製油所の稼働開始を受けて、ここ数カ月、世界的に低迷している。

液化天然ガス(LNG)生産量の予測は従来の680万─740万トンから730万─770万トンに引き上げた。

LNGトレーディングの業績は前四半期並みになる見通し。

上流部門の石油・ガス生産量見通しは日量158万─178万バレル石油換算バレルから174万─184万石油換算バレルに引き上げた。

第3・四半期の石油価格は17%下落した。

ロイター
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