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米当局、オンライン薬局の偽造処方薬の過剰摂取リスクを警告
2024年10月03日(木)10時04分
米疾病対策センター(CDC)は10月2日、オンライン薬局で偽造された処方箋薬を購入した人々に薬物過剰摂取のリスクがあるとして、公衆衛生当局者や臨床医に警告した。2014年9月、アトランタで撮影(2024年 ロイター/Tami Chappell)
[2日 ロイター] - 米疾病対策センター(CDC)は2日、オンライン薬局で偽造された処方箋薬を購入した人々に薬物過剰摂取のリスクがあるとして、公衆衛生当局者や臨床医に警告した。
CDCは、違法なインターネット薬局で販売されている偽造医薬品には、米国で薬物過剰摂取の主な原因となっている合成オピオイドのフェンタニルが含有されていることが多いと指摘した。
連邦薬事委員会連合(NABP)のデータによると、オンラインで処方箋薬を販売するウェブサイトの95%近くが違法に運営されているという。
CDCは国民に、無免許で運営され、医師の処方箋を必要とせず、大幅な値引きを提供するオンライン薬局に注意を促した。
米司法省は9月30日、米国民数万人に偽造医薬品を販売している特定のオンライン薬局を告発した。