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中国、「緊急措置」を安保理に訴え 中東情勢緊迫化で
2024年10月03日(木)12時17分
10月3日、中国の傅聡国連大使(写真)は、緊迫化する中東情勢に対処するため、「緊急措置」を取るよう国連安全保障理事会に訴えた。写真は米ニューヨークで8月撮影(2024 ロイター/Eduardo Munoz)
[香港 3日 ロイター] - 中国の傅聡国連大使は3日、緊迫化する中東情勢に対処するため、「緊急措置」を取るよう国連安全保障理事会に訴えた。
大使は安保理のブリーフィングで、中東地域で暴力の連鎖を止めるためには明確な要求を提示する必要があると述べた。
「安保理は国際平和と安全の維持に第一義的な責任を負っている」とし、全ての関係者は「政治的、外交的解決の道に戻らなければならない」と指摘した。新華社通信が伝えた。
現在の状況について、「糸にぶら下がっている」ようなものだとし、「消極的な先延ばしは無責任であり、さらなる軍事的冒険主義を容認するようなレトリックは間違ったメッセージを送ることになる」と語った。